気長に人形制作~下地塗り・やすりがけ~
やっとこさここまできた!下地塗りです。
ドールフィニッシャー胡粉を使用します。
アクリルガッシュのコーラルレッド、水彩絵の具の水色・黄緑・黄色を混色
そしてフィニッシャーに少しずつ入れて色を作る。
乾燥後色の変化は感じなかったのでこのままの色になるだろう。
混ぜた後、茶こしを通して準備完了。
出来るだけ薄く薄く塗り重ねていこうとしたがやはり刷毛目が残ってしまった!
今思えば筆をもう少しきめ細かいこしのある筆にすればよかったかなと思ったが後のフェスティバルである。
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↓↓刷毛目問題については以下のエントリーでひとまず解決しています↓↓
気長に人形制作~番外編・刷毛目問題について~ - いろいろするよ
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左:塗る前 右:塗った後
パーツへの塗布一周する頃には触れるくらい乾いていたのでどんどん塗布。
何周したか忘れてしまったが、乾燥後刷刷毛目を消すため相当削る事になるので結構重ねました。
塗り終わって完全乾燥中~
一応ほこりよけ
次の日、レッツやすりがけ。
以下Befor、After
(頭のフタ)
(おしり)
(胸部)
(腿)
(足)
(顔)
失敗すると怖かったので顔は最後にしました。
(紙やすり150)、スポンジヤスリのファイン、スーパーファイン、ウルトラファインって感じでやすりました。
あと、今回は塗布中に刷毛目が気になっても途中でやすらずとにかく塗り重ねて最後にやすりました。
塗料がはげた所には残しておいたフィニッシャーを塗る。
(2014.10.9.追記/刷毛目をあまり残さず塗れさえすればファイン、スーパーファインくらいでイケるはず。あとある程度表面が整えばウルトラファインまではいかなくてもいいかもしれない/追記以上)
実は塗料はげ補修作業のときに小さな筆を使ったのだがそれを使ったら
刷毛目があまりつかなかった。
改めて本塗りしたときの筆を見ると「ポスター刷毛」と書いてありました。
塗料を薄めてたのもうまく塗れた要因かもだが、いろいろ原因はありそうだ。
ある程度コシもあって細い毛の筆がいいの・・かな?塗る前に気づきたかった♪
次回はつや消し吹いてメイクに入れるのではないかとわくわくである。
どんなメイクにするか煮詰めておこう
そうそうドールフィニッシャー胡粉の使用感追記
乾いた状態はアクリル絵の具を想像すると近かった。(フィニッシャーはアクリル系塗料だったようです)パレットに塗って乾くとぺろーんとはがれる。
塗膜はやわらかめ。はがしたものを引っ張るとちょっとのびる。
フィニッシャーを型に流してアイの白目をつくろうと思ったけど、乾燥後取り出したものは柔らかい塊(固まった絵の具みたい)だった。これのみでカチコチのものを作るのは無理ぽい
フィニッシャーにボンド混ぜて実験。だいたい1:1?くらい混ぜた。
乾燥後の見た目変化はなし。(不透明度が下がるかと思ったが影響なし)
強度が増すかどうかまでは検証できなかった。
しかし塗った後研磨を予定しているのなら、ボンドは混ぜずに使った方がいいかもしれない。(今回はボンドは混ぜなかった)
驚くほど参考にならない!
造形村の肌色サーフェイサー
以前友人に勧められた時、見てる講座の手順にないからと買わなかった自分。おとなしく買っておけばよかったと!
今度作るときにはこれを下地にしてみたいと思った。
下地刷毛目問題
粘土でいい具合に仕上げても下地でぼこぼこになるのは切ない
これを考えるときれいな状態でキャスト置換を夢見てしまうよ